Consulado Honorário da República Democrática de
São Tomé e Príncipe, Tóquio在東京 サントメ・プリンシペ民主共和国 名誉領事館
サントメ・プリンシペ は、西アフリカ・大西洋の赤道上にある島国です。
1975 年に独立した若い国で、面積は東京都の半分ほど、人口も約 21 万人の小さな国ですが、観光・投資・研究などにおける潜在的な魅力にあふれています。
サントメ・プリンシペ民主共和国名誉領事館 は、日本で唯一の同国公館として、両国の架け橋となる活動を展開しています。概 略
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サントメ島・プリンシペ島、主にふたつの島から成る民主主義の国です。1975 年 7 月にポルトガルから独立しました。首都はサントメ市、主要施設や空港などの多くはサントメ島に集約されています。気温は年間を通じて 25°c 前後です。
言 語
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公用語はポルトガル語です。学校では英語・フランス語も教えていますが、全体としてはまだ普及していません。空港やホテルなど一部の施設を除き、ポルトガル語以外の言語は通じないことを前提に、必要な準備をお願いします。
時 差
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日本との時差は -9 時間(UTC ±0)です。サマータイムは採用していません。多くの施設が朝 8 時頃から稼働しますが、昼 12 時から 2 時間ほどの長い休憩が一般的です。終業も早めなので留意してください。
治 安
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基本的には、平和でのどかな南国です。事件の発生は少なく、治安は概ね良好です。しかし経済的に困窮している人も多いことは事実で、特に盗難への警戒は常に怠らないでください。
アクセス
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ポルトガルのウンベルト・デルガード空港(リスボン)からサントメ国際空港への直行便(TAPポルトガル航空)を利用するルートが定番です。現在、日本からポルトガルへの直行便が就航していないため、各地のハブ空港でお乗り継ぎください。
査証(ビザ)
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15 日以内の観光を目的とする日本人の入国は、査証(ビザ)を免除しています。ただし 3 ヶ月以上の有効期限が残るパスポートを所持していることが条件です。なお各機関への周知が充分ではないため、当館では証明書を配布しています。ご希望の方はお申し付けください。
黄熱病
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入国に際し黄熱病の予防接種が義務付けられています。入国審査時に接種証明書(イエローカード)の提示が必要です。アフリカ各国で求められている措置につき、ご協力をお願いいたします。
マラリア
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マラリア原虫に汚染された蚊の生息が確認されていないため、基本的には安全です。しかし近隣諸国では流行している感染症であり、渡航者や貨物とともに流入してしまう可能性が常にあることから、予防薬の服用を推奨しています。
観 光
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海も山も原生の自然を目の当たりにすることができます。プリンシペ島はユネスコ生体保護区にも指定されており、固有の動植物も多く確認されています。現地ツアーや各種アクティビティの選択肢も増えおり、ホテルのツアーデスクなどで情報を入手することができます。
宿泊施設・電圧
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複数のリゾートホテルが整備されていますが、ポルトガルを始めとする欧州各国からの観光客が多く訪れるため、満室の場合も少なくありません。主要な宿泊予約サイトからの手配が可能です。電圧は 220V(50Hz)、コンセントはタイプ C・F です。
食 事
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ポルトガルを始めとする欧州からの観光客が多いため、ホテルや市内のレストランでは、味・衛生面ともに一定水準を満たした料理を楽しむことができます。魚・蟹・カカオ・コーヒーなど地産品をぜひ味わってください。
通信環境
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主要ホテルでは WiFi が整備されており、通信速度も不満ないレベルです。携帯電話・スマートフォン・データ通信なども一般的な国際ローミングサービスで利用できます。通信機器のレンタルサービスはありません。
通 貨
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独自の現地通貨、ドブラを発行しています。欧州ユーロとの固定相場制を採用しており、1 ユーロ = 24,500 ドブラです。入国後、サントメ市内の銀行などでユーロから両替することを推奨しますが、高額紙幣からの両替ができない場合もあるので注意してください。
クレジットカード
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クレジットカードやスマートフォンを活用した電子決済手段は、まだ普及が進んでいません。主要ホテルや一部のレストランなどではクレジットカードを利用できますが、通信・通電に障害が起きることも多く、念のため現地通貨の用意も推奨いたします。
移動手段
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鉄道・バスなどの公共交通機関はありません。多くのホテルでは空港送迎サービスを提供しています。空港では飛行機の到着に合わせてタクシーも待機していますが、支払いには現地通貨が必要です。レンタカーは、宿泊するホテルで手配することが可能です。
緊 急
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ポルトガル語での意思疎通が可能な場合を除き、緊急時は宿泊しているホテルのスタッフにサポートを求めるのが最も適当です。医療機関は、サントメ市内中心部に中央病院があり、ポルトガル人の医師も在籍しています。
日本国大使館
サントメ・プリンシペ には 日本国大使館 の設置がありません。隣国にある 在ガボン日本国大使館 が兼轄しています。出発前の情報収集はもとより、パスポートの紛失をはじめとする滞在中の緊急時には、速やかに連絡をお願いいたします。また、日本人が サントメ・プリンシペ に 3 ヶ月以上にわたり滞在する場合は、在ガボン日本国大使館 に在留届の提出が義務付けられています。
私達の活動
外 交
大使館・領事館に代わる政府機関として、一定の範囲での外交機能を果たしています。来日中の当国人の保護、当国を訪問する日本人のサポート、外務省をはじめ各機関との調整・連携、公式行事・式典・イベントなどへの出席、在日各国大使との交流・意見交換、各種の情報収集など、多岐にわたる公務を担っています。
広 報
日本における当国の知名度はまだとても低く、2018 年末に開設した当館の最初の使命として、広報活動を積極的に手掛けています。様々なイベントやスポーツを通じた活動や各種メディアへのアプローチの他、日本全国の学校を訪問しての『出前授業』や講演・トークショーなどをお引き受けしています。
観光誘致
日本からは遠く離れた位置にあり、アクセスも便利とは言えませんが、無二の観光資源に恵まれた国です。領海には緯度経度 0 ポイント、稀有な容姿を誇るピコ・カオ・グランデ山、手付かずの原生熱帯雨林・・・知る人ぞ知る南の島です。様々な手段で当国の魅力を発信する他、旅行会社や航空会社へも積極的なアプローチを続けていきます。
投資誘致
当国は人口が 20 万人ほどの小国ですが、観光・水産業・農業・インフラ・石油などの分野における魅力的な投資案件が多くあり、当館では官民を問わず、また規模や分野に関わらず、日本からの投資・進出をサポートしています。必要な法整備や改正などを現地政府・行政に促すことも可能です。
研究誘致
大西洋に浮かぶ火山島として形成された経緯から、研究対象としての潜在性に富んでいます。小さな国土面積でありながら、海抜 0 m から 2000 m までの標高差があり、そこで生息する動植物や微生物は、まだ学術的にはほとんど把握できていません。特にプリンシペ島はユネスコ生体保護区に指定されており、原生の環境が維持されています。まだ人類が知り得ていない新たな発見を、当館ではあらゆる面からサポートします。
現地コーディネート
視察・番組制作などに必要な現地コーディネートを引き受けています。宿泊・レンタカーの手配はもちろん、必要な現地スタッフ・資機材の準備、アポイントメントや撮影許可の取得など、すべてを一括してお任せください。
在東京 サントメ・プリンシペ民主共和国 名誉領事館
名誉領事
鷹野 健太郎
TAKANO Kentaro
開館時間
平日 13 時 ~ 16 時
ご訪問は予めご連絡ください
所在地
〒150-0046
東京都渋谷区松濤 2-7-8
電話番号
03-6206-2572
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